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奥秩父の旅

8月2日(火)、埼玉県奥秩父へ出かけました。
両神山には2回登っています。今回は麓の旅です。
早朝横浜駅を出発し、籠原へ。一日の奥秩父の旅のスタートです。
 
両神山(りょうがみさん)は、イザナギ、イザナミの神を祀っていることから両神と呼ぶという説、日本武尊の東征のおりこの山を八日間見ながら通過していったので八日見山と名づけられた説、「龍神を祭る山」が転じて両神山となったという説など、諸説ある。
古くからの信仰の山であり、表登山道とされる東面の日向大谷からの道には、数多くの石仏、石碑、丁目石が残されている。
浦島からの登山道にも興味深い石仏が残されているが、今は廃道となっている。北麓の尾ノ内には龍頭神社があり、尾ノ内沢沿いに八丁尾根上の奥宮まで登拝路があるが、今では荒れていて危険である。山中、山麓の神社では、通常の狛犬の位置に山犬すなわち狼の石像が置かれている。狼を神の使いとする三峰神社の影響が窺われる。
 
厳しい岩山が最後の登りとなります。
魅力的な山です。
その麓に歴史を感じさせる小鹿野町があります。
この地は、宮沢賢治が盛岡高等農林学校の2年生<20歳>の大正5年9月4日~5日に地質旅行での途中にこの地を訪れ、現在は町の施設で小鹿野町観光交流館に宿泊したことがあります。雨にも負けずの詩碑が昨年12月に小鹿野町観光交流館に建立されおり、当時の面影を偲ばせる様々な資料が大事に鎮座しています。宮沢賢治先生の偉業があちこちに影響している、なんと素晴らしいことでしょう。
 
椋神社(むくじんじゃ)は、古代の英雄ヤマトタケルの東征に縁りも深い吉田の里の総鎮守、椋神社の例大祭が、地元に英雄神を迎え入れた猿田彦大大神を主祭神にして古式床しく執行され、そのご神威を高めるがごとく30発もの龍勢花火が豪快に天を衝くさまは、また日本の創建神話の天孫降臨に地上から天上に出迎えられた猿田彦のお姿をも彷彿せしめるものがある。
「龍勢」は農民ロケットとも言われており、山国秩父の数ある祭りの中でも異彩を放つ民族行事です。
 
その椋神社でのできごと。
境内はすっきりして、大木や個性的な木々が参拝客を迎えてくれます。
掃除をしている神職の方が手際よく動いていました。
 
両神山の遥拝のために、小さなお社の紙垂に、なんと蛾の番が静かに静かにたたずんでいました。
よく観察してみると、神秘的な昆虫の交尾の姿でした。目の前に生き物の深い不思議さを感じました。
椋神社のシンボルは「夫婦クヌギ」と呼ばれる木ですから、何とも夫婦の縁があるのかもしれませんね。

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