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延長10回闘志に燃える高校野球

12年ぶりの高校野球監督としてのベンチ入り。
鎌倉の県立深沢高校野球部、部員3年7名、2年6名、1年5名の18名。
1回戦は強豪・湘南工科大学高校。緊張する場面を乗り越え、勝利を勝ち取ってきた。
 
投手は、肩・肘の痛みをこらえての力投。
そのため、翌日は10mも投げられないほど。
要請があり学校に指導と治療に行く。2回戦前の4日間で全力投球できるようにする。驚異の復活である。
全員の闘う姿勢と個々の精神力アップ。
夏の大会の最後の見せ所。佐藤コーチの力もあり、最後の整備に入る。
様々な葛藤を乗り越えての2回戦。まとまりとチーム力の強さのある西湘高校である。
小田原球場は、西湘高校には自分の庭。普段から練習しているとあって、深沢高校には大きなハンデ。
 
13:00プレイボール!
「0」が続く試合展開。7回、8回、9回になると息詰まる攻防戦が続く。
かつて、山北高校で監督としてベンチ入りした横浜高校との準決勝の試合での緊迫感が脳裏によぎる。あの時の緊張感、勝負魂がよみがえる。
試合中ピッチャーの肘・肩を治しながらのベンチ内。
10回裏、1アウト1塁。9番打者の打球は2塁へ。1塁送球、アウト。
ランナー3塁へ走っている!1塁手はすかさず3類へ、この送球がそれ外野へ、その隙にランナーが本塁に駆け込む。
サヨナラゲーム。

この瞬間、深沢高校片岡投手はショックのあまりグラウンド上に膝から折れ、泣きじゃくる。
 
彼の動きがスローモーションのように頭から離れない。目に焼き付いたこの映像は一生忘れられないだろう。
ホームベース上では歓喜の西湘ナイン。深沢高校にとっては残酷な幕切れとなった。
188試合ある中でも、記憶に残るゲームになることだろう。
 
延長10回の激闘が幕を閉じると、西湘の2年萩野と深沢の3年片岡の両エースをたたえる拍手が球場に響き渡った。9回まで0-0と一歩も譲らない投手戦。「最高の投球ができたのは片岡さんの気持ちを受け取ったから」勝った萩野は、最後の夏にかける3年生の思いを帽子のつばに「強気」と記した通り、攻め続けて11三振を奪った。
片岡も堂々と投げ抜いた。「幸せな試合だった。萩野に、ありがとうと伝えたい」と涙ぐんだ。
(2017年7月16日(日)スポーツ新聞より)
 
今年は、市ヶ尾、川和、桜ヶ丘、秦野高校と、わずかな時間でしたが、協力できたことをありがたく思います。高校球児たちの若き情熱が私の全身にも駆け巡り、熱く迸っています。

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