横浜市南区の気功整体院です。横浜市営地下鉄ブルーライン「阪東橋駅」から徒歩約5分。京急本線「黄金町駅」から徒歩約8分。肩こり、腰痛、膝痛など、気功治療を行います。

勝負強い選手になるためのエトセトラ!

勝負強い選手になるセミナーの一環として、高校の野球部にお邪魔しました。
私がいつも言っている身体の作法について、様々な時に活用できますが、今回は野球への応用編をご紹介します。
ちょっとしたトレーニングで、身体のバランス感覚や力の入り具合が全く違ったものになります。
これを読みながら一度と言わず、二度三度試してみよう!
 
1、まずは姿勢
人の所作はすべて姿勢に現れます。
歩く姿勢が正しい人というのは、何をするにも上手い人。
身体のバランス感覚が良く、急な動きにもササっと対応できます。
つまり、正しい姿勢をとれる人は、足が速くなり打撃も向上し、どんな球にも飛びついて処理できるのです!
 
2、正しい姿勢ってどうすれば身に着くの?
正しい姿勢は、「つま先歩き」「足の外側歩き」「かかと歩き」「内股歩き」「母指球歩き」の5つをセットで行うこと。
目線は真直ぐ前を向きます。
5か所に重心を変えて歩くことで、背骨が伸び身体の重心が中央によって正しい姿勢になるのです。
 
こんな簡単に正しい姿勢になれるなんて!というくらい簡単。
スポーツ前のアップトレーニングとして取り入れれば、その日の練習が全く違ったものになるでしょう。
女性でも簡単にできる正しい姿勢のつくり方ですよ。異性にモテる姿勢を手に入れましょう!
 
<高校野球児の感想>
・背筋がのび、姿勢が良くなった。
 
3、身体の使い方のポイント
 
【四つん這い】練習前のアップに
赤ちゃんのハイハイの膝ではなく、足先で身体を支える状態で、股関節のつけ根を意識し歩く歩く歩く!
股関節と肩がほぐれ、良い球が投げられるようになったり、速く走れるようになったりします。
 
<高校野球児の感想>
・四つん這いで膝を浮かして歩いた方が送球が良くなった。
・四つん這いで歩いただけで球が変わった。
・股関節と肩甲骨が動いているのが分かり、その後の送球やスイングが良くなった。
 
【手の握力を強める】バットの握り
手指の力の入り方で筋肉の動きが驚くほど活発になる、虎ひしぎという不思議な指の作法があります。
手の指に全力で力を入れて指を第三関節に向けて握り込みます。この状態からゆっくりとバットを握ります。
すると、いつもより力が漲って、ボールはより遠くまで鋭い打球となって飛んでいきます。
力を入れるのは手の指ですが、余分な筋肉の力は抜けてしなやかに、それでいて下半身や足の指先にはしっかりと力が入り重心が安定します。
筋肉の力をしなやかにバットに伝えることでボールへの反発力が増し、打球が速くなるということですね。
立ち姿がしっかり見え、足元までシャッキリと全身にエネルギーがみなぎってくることが実感できるでしょう!
 
<高校野球児の感想>
・いつもよりスナップがきいていい球がいっていたのがわかった!
・この握り方をすると、バットが振りやすくなり、バットの振りが鋭くなった。
 
【打撃】
スタンスは母指球を中心に八の字に足をおきます。
速球には、へその前でインパクト、右中間にライナーを出すようバットを最短距離で出しましょう。
長距離バッターは、フォロースルーは必要だが、中距離バッターはいりません。インパクトに集中するだけです。
175cm以下の人は、バットを3cm短く持つと、バットの重みを利用して振ることができますよ。
 
<高校野球児の感想>
いつもの握りと違うのは、リラックスしてても打つときに勝手に力が入るので、この握りの方が自分に合っています。
横からティーをやってみて、逆方向の打球がいつもより強い打球がいっていると思ったので、横からのティーをやった方が良いと思いました。
 
 
【守備】
上半身だけで動かさず、下半身から動かします。
ショートバウンドの逆シングルは肘をぶつけるように動かすと、断然捕りやすくなります。
膝をやわらかくして足からボールを捕りにいく。グラブでボールを捕りにいくのではなく、肘でボールを捕る。そして、ボールをしっかり見ること!
 
<高校野球児の感想>
ボールをしっかり見て捕るという当たり前のことができていなかったことが分かって良かった。
 
【キャッチボール・送球】
力を抜いて肘から上げるイメージで腕を上げましょう。
ボールの握りは深く握った方が、力が伝わりやすくなります。
スローイングで腕が後ろにいくと、投げづらい上に肘を痛めやすくなります。
腕の筋肉で投げるのではなく、腕の重みを利用して投げましょう。
一度ストンと腕を下して力を抜いてから投げると球が伸びます。
 
<高校野球児の感想>
・肘から上げる意識で投げると、いつもより肘が高く上がった。握り方も深く握った方がボールが指にしっかりかかる。
・投げる時は、いつも肘から上げていると思っていたけど、鎖骨の筋肉から上げていると思ってやったら軽く感じて、意識するだけでこんなにも変わるんだと感じました。
 
【盗塁】
盗塁のスタートで、小指の第三関節を握るように動かします。
筋力を使うのではなく、力を抜いて瞬間の力を強くすることが大切です。
 
<高校野球児の感想>
小指の第三関節を使うと、スタートが速くなりました。
 
 
これらはもちろん、野球以外の動作やすべてのスポーツに通じるものがあります。
良いと思えばどんどん取り入れ、日頃のルーティングワークになることがあれば、大変喜ばしく思います。

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