白馬・青鬼（あおに）集落

冬山の姿をそのままに北アルプスの山並みが見事なまでに美しい晴れ着のようにあでやかな山脈を見せてくれる。

 

重要伝統的建造物保存地区に選定されている青鬼（あおに）集落は、白馬村の北東端の標高約760mの山腹に位置し、山懐に抱かれ、ひっそりと落ち着いた環境を保っています。
南西方向には北アルプスの五竜岳、鹿島槍ヶ岳といった山々の展望が広がり、集落東側の水田は石垣を伴った棚田を形成しています。
建造物群のうち主屋は江戸時代後期から明治後期にかけて建築された茅葺き（現在は鉄板被覆）の大型のものであり14戸が現存しています。
また伝統的な土蔵、蔵が主屋から少し離れた場所に8棟ある小さな集落で、集落の上部には青鬼神社があり、集落の周囲には石仏群などの工作物、環境物件が点在しています。

 

あまり人々に知られていない青鬼の村落の棚田に一面の深々と雪にうずまっていた。その場所、その時間にたたずんでいることですら、奇跡の時間ともいえる。

ひとりじめの華麗なこと。行きつくまで気が付くとひとりの足跡あり、行く先に目を転ずると、一人のカメランが。

その人も贅沢さを味わっているに違いない。

その一人がいることで、また楽しさが膨らむ。

塩尻から来たという青年と会話がはずむ。そして私の姿をカメラに収めてくれる。彼と会えたから撮れた奇跡の一枚。またまたラッキーです。