「気」を知ること、「気づく」こと

「気」は見えません。触れません。ただ感じるだけです。

五官で感じるわけではありません。なんとなく気になったとか、

後でフッと気づいたとか、そんな気がしたとかだけなのです。

「気」とはそういうもので、見え、触れ、味わいを得るものではありません。     

気が張っていると、苦しい事も痛いことも感じません。

気が凝ると、そのことにしか心が働きません。

「気は心」と言いますが、心そのものではありません。ただ気の動くように心や体が動きます。

単純に、やる気があって何かをやってるうちは疲れない。

逆に、やる気がなくなってしまうと、何をやっても疲れる。

つまり、病は気からの言葉の通り、その人のやる気次第でこの世界の見え方や生き方、行動の仕方が全然変わってくると私は思います。

「気」を知ること、「気づく」こと、つまり気の持ちようでいくらでも調子が良くも悪くもなります。

元気整体院では、その目に見えない「気」を使って皆さまの悪い部分を取り除き、良くしていけるよう

日々精進していきたいと思います。

 

 

 

 

≪一切成就・清浄宣詞≫

天照太神の宣りたまわく

人は天下の神物なり　すべからく天下静かにして

平らかならむとつとむるべし　心は神明の本主たり

わがたましいを傷しむることなかれ　この故に

目に諸々の不浄を見て　心に諸々の不浄を見ず

耳に諸々の不浄を聞きて　心に諸々の不浄を聞かず

鼻に諸々の不浄を嗅ぎて　心に諸々の不浄を嗅がず

口に諸々の不浄を言いて　心に諸々の不浄を言わず

身に諸々の不浄を触れて　心に諸々の不浄を触れず

意に諸々の不浄を思いて　中心に諸々の不浄を想わず

この時に清く潔きことあり　諸々の法は影と像との如し

清く潔ければ仮にも穢るることなし　説を取らば得べからず

皆花よりぞ木の実とは生る　我身は則ち六根清浄なり

六根清浄なるが故に　身体健やかなり

身体健やかなるが故に　天地の神と同根なり

天地の神と同根なるが故に　万物の霊と同体なり

万物の霊と同体なるが故に　祈願うこと成り就わずということなし

極めて汚きも滞りなければ　汚きものはあらじ

内外の玉垣清く浄しと申す