2016/07/30
気愛術の身体操作法のトレーニング。
重要なことは、『重力』
そして関節のつながりのポイントを意識すること。
気合は脳力の集中である。
集中とは、全力ですること。
力を腹の正中心に収めて、頭脳を使う。
健康の基本は呼吸を鍛錬すること。
そして、正しい姿勢を身につける。造ることである。
脳力集中に心がける事にすると、知らず知らずのうちに充実の状態に進んでいく。
息を穏やかに吸い込んで吐き出すときは腹の中心を力強く意識することである。
素直に感動すれば、脳力は歓喜し、煩悶（悩み）すれば、脳力は減退する。
悩みは多い能力は、神経の麻痺をさそう。
心臓や肺への神経も働きが鈍くなることである。
素直な気持ちは、あなた自身の身体の中心に潜んでいるのであって、宝は外に求めては真の健康にたどりつかない。
呼吸法による中心力の発動を促す稽古が大事。
稽古の一つとして、静から上を向いて寝る。休む。
鼻から穏やかに吸い、口をすぼめて静かに力強く息を吐き続ける。
臍下を充実させる。腹底への意識を高める。
これが肥田式強健術の教えである。
力の伝わり方を、鉄アレイ・ボール遊び・バットを使って身につけている風景。
1kgの鉄アレイ
1kgのボールを柱にぶつけ、跳ね返ってきたボールを顔でとるつもりで足を踏み出すと、手は反射的に素早く動く。
日常、様々な危険に身体が反射的に動くことの訓練にもなる。
極意足の裏の親指、膝の付け根の内側中心、恥骨の付け根
上体は、腕の付け根、肘の内側の中心、そして手のひらは小指の付け根
それらを意識することで、筋肉の力ではなく、身体が自然の流れで動くようになる。
この極意は、あらゆる人、動きに有効。子どもでも高校生でも、女性でも身体のつくりは同じ。
実際に一度でも体験すると、プロスポーツ選手の方が、強く実感できることでしょう。
身体は自然に楽に有効に働く。
バットの振り方もこの極意は同じで、意識するポイントを変えるだけで自然に脇がしまり、肘から降りぬく美しいフォームになる。
（バットはプロ野球使用の木製バット。ボールはキッチンペーパーを丸めたものを使っています。）
筋力に頼らず、重力を考え身体の正中心力を鍛える事により、しなやかでいて力強さが増し、全身に力がみなぎることでしょう！
私自身、仕事の忙しさが長く続き、瞬発力はあるものの走力が０に近くおとろえていたのに気が付く。
坂道を20mも走れない状態になっていた。のが、４月の初めに気が付き４月４日から30分くらいの独自の朝トレを始める。
なんと！３日目で50m全力で走ることができる。今日２１日で３週間目で、50m走を４本走れるようになる。
筋肉のしなやかさ、瞬発力は『そぞろ走り』で復活！
◎そぞろ走り
くるぶしの真下（かかと）に重力を感じ踏みつけ、一歩一歩は10cmほどの小股でそぞろに走る。
両腕の力は抜き、お尻は少し後ろに突き出す。
他人からみると今にも倒れそうな、歩くよりも遅い走り方ですが、筋肉の芯までゆるむので瞬発力・持続力がでてくる。
５分10分そぞろ走りを続けていると身体がほぐれ、全身の血流がよくなり身体が軽くなる。
その後、走ると疲れにくく、走れなかった人もぐんぐん走れるようになり、集中力も増す。
そぞろ走りで姿勢が整うので、フォームも美しくなる。
思わず走りたくなってくる、敏捷の楽々トレーニング。
これは老若男女とはず、どなたでも朝の2,30分の稽古（トレーニング）で、充実のものすごい効果を体感。
長く続くことを祈る・・・今日この頃。
写真と動画は、トレーニングを始めて５日目の一コマです。