2016/08/15
午前で仕事を切り上げ、ぶらりと京急線に乗り三崎口へ。
日頃の邪気祓い、さわやかな空気と水浴びと思い出かける。
三崎口からバスを乗り継ぎ油壷へ行ってみる。
夕方4時を過ぎると海水浴場のにぎわいもなく、落ち着いた空気が漂っている。
歩くには絶好。歩く瞑想である。
思いがけないプレゼントが空から雲からあり。
富士の頂きの姿形、湘南からが素敵だ。
江の島、逗子、葉山、立石、荒崎、城ケ島などとたくさんあるが、油壷にある荒井浜海岸からの眺望、そして小さな諸磯湾にあるヨットハーバーと富士山・その山頂の姿は美形そのものである。
油壷の名のいわれは、新井城を最後の居城として立てこもった三浦一族が北条早雲の大群を相手に三年間奮戦したが空しく全滅。湾一面が血汐で染まり、まるで油を流したような状態になったことが由来となっている。
三浦一族滅亡の悲劇の舞台であるが、惜日の感がある。