2018/06/15
６月１５日
休みなく仕事を続けていたこの頃。
ふと、静岡の「函南」の文字が頭に浮かぶとともに気持ちが動き、JR横浜を10：00過ぎに出発。
人が少ないところを探し探し、緑の空気で身体を癒します。
突然、真鶴を過ぎたあたりで湯河原に降りようと思い立ち、湯河原駅で途中下車。
ここはローカルであり、人もそれなりなので、ホッとします。
なじみのフランス料理店「エルルカン・ビス」へ。
山奥の竹林の中に一軒のスマートな店構えであります。
２年ぶりの来店。ご無沙汰しておりました。
オーナーシェフと奥様に温かく迎えてもらい、ホッと一息。
自慢の一品一品の料理とその風景を楽しませてくれました。
ランチに一人で２時間という時間をあっという間に過ごし、さて、どうするか。
今日の宿は？と考えていたところ、また突然に奥湯河原温泉の青巒荘に行こうと思い立ち、問い合わせるとキッチリ１室開いていました。
15：00過ぎに到着し、あくる日のチェックアウトまで自然の中に悠然と佇む旅館に身をゆだねました。
ここは、すだれ滝を眺めながらの露天風呂も絶品。
テレビも見ず、自然の音、雨模様でも風情豊です。傘を差しての大滝川のせせらぎを聞きながら歩くという情緒たっぷりのひとり旅になりました。
翌日、チェックアウトをすませ、JRへ。
熱海で乗換え、丹那トンネルを過ぎ、函南の駅へ。
２，３時間駅周辺の畑や田んぼなどを眺めながらぶらぶら。
その間分かったことは、何もない所にはお店や飲食店も何もないということ。
しかし、その様な土地を見ながら歩くことはとても清々しい気持ちになり、良い気持ちになります。
夕方にはもう雑踏の横浜へ着き、いつもの賑やかな商店街近くの自宅へたどり着いたというわけです。