2020/05/27
甲子園がなくなってしまいましたね。
高校生野球には深く関わってきているので、甲子園を目指していた高校生たちの気持ちを思うと言葉もありません。
甲子園に限らず、様々な大会が中止されています。
ここで思うのは、目標がなくなってしまったと落ち込み、好きだったことをやめてしまう人がいるということです。
今まで大会を目標に心血を注ぎ頑張ってきたが、その目標自体がぽっかりとなくなってしまうと、心に穴が開いたような、頑張る気持ちがすっぽりなくなってしまう人がいます。
もしくは、出られなかった憤り・怒りをどこかへぶつけたくなってしまう。
この気持ちは人として当然のもの。
真剣にやっていればやっているほどに、強く感じるもの、誰しも心に秘めているものです。
ただし、その憤りや怒りは、人やコロナウイルスに対して向けられているもの。
大好きだった野球やバレー、バスケットボール、どんなことでもその好きでやっていた気持ちを忘れないでほしい。
スポーツ自体を嫌いにならないでほしいということです。
甲子園がなくなっても、大会がなくなっても、好きなスポーツはどんな形でもできるものです。
思い描いていたものではなかったにしろ、野球でも、バレーでも、部活でも、自分の好きなことを続けていってほしい。
一人ひとりの個性を大事にするには、自分だけの個性を見つけ、好きなこと続けられる、意識の勉強の時ではないかと思います。
目に見えないものに恐れ、立ち止まってしまうのはマイナス思考。
目に見えないものを気楽に信じて、前に進める人はプラス思考の人。
この時期に、プラス思考な人間になれるよう、一度立ち止まって自分のことを見つめなおす時期ではないでしょうか。